この間「ロスト」の話をしたばかりですが、今回は「シナリオの終着点としての『死』」について。

先日、「ロスト」が嫌いだ、という話を書きました。
但し書きとして、「間引き」のようなロストが嫌いである、とも書きました。
逆に、ちゃんとストーリー性を持ったロスト(死)は受け入れられる、とも。

物語がある以上、何らかの終着点は必要になります。
今参加している「ぼくたちのなつやすみ」(略称・別称:ぼくなつ/橙町)という創作企画では、「8月31日に訪れる災害による死」を前提としています。その前提で、各々が(自分を含め)それまでのストーリーを考えるのは、さほど抵抗はないんですよね。

そういえば、昔、ライトノベルがティーンズ文庫と呼ばれていた頃(面倒くさいのでライトノベルと呼ぶことにしますが)、「しにがみのバラッド」というライトノベルを読んでいますが、死神に死を宣告された人たちが、それまでをどう生きたか、というお話だったと記憶しています。
自分にとって決して他人事ではない「死」というテーマについて、すごく引き込まれた記憶があります。

しにがみのバラッド。 (電撃文庫)

しにがみのバラッド。 (電撃文庫)

  • 作者: ハセガワケイスケ,七草
  • 出版社/メーカー: メディアワークス
  • 発売日: 2003/06
  • メディア: 文庫
  • 購入: 3人 クリック: 92回
  • この商品を含むブログ (124件) を見る

閑話休題。
「ぼくなつ」では、うちの子にも死を描くつもりでいます。でも、ただ死を迎えさせるのではなく、何か意味を持った死の瞬間、というのを描いてみたいと思っています。
遺された側の心理、というのも、しっかりと描いていきたいとも思います。
そうすることが、自分の中での死生観というものの整理になるのかなと。

それに加えて、企画内では明言はされていませんが、ループする世界観を前提に物語を組んでみようかなと。
様々な可能性がありながら、結末はほとんど同じになるとは思いますが、どう結末を迎えるかはそれぞれ変化を持たせてみたいです。

というわけで、「ぼくなつ」には割と抵抗感なく参加できています。
自分でも、キャラに対する思いをこめたストーリーが組めたら良いなと思っています。